残念ながら、現時点では東京五輪以降に発行された未使用の記念切手類を有利に換金するのは困難であるというのが実情です。その背景には、1960年代以降は郵便局からシート単位で購入した切手類を利殖目的で保存する人が多く、同様の行動を行う人が多数に上ったため、今日では未使用切手が供給過剰となっている一方、需要面では郵便そのものの利用状況が低迷しているほか、切手収集家のマーケットも、これらの切手類に関しては盛り上がりを欠いているといった実態がございます。
<この点について、さらに詳しい情報についてはこちらをご参照下さい>
ただ、「額面以下でも構わないから出来るだけ有利に、また納得が行く形で換金したい」という場合には、ぜひ私どものオークションをご利用下さい。
「シートブック○冊、額面○万円分」という単位でのご売却が可能です。
オークションにご出品いただいた切手コレクションは、その時々の市況が反映される、公開の「競り」によって合理的に価格が決まります。したがって、他の方法で処分されるよりも少なくとも不利にはならず、透明なプロセスによってすべての取引が行われますので、必ずやご納得いただける結果になるでしょう。
最近の実績をみますと、概ね額面総額の75〜85%程度で落札されています。もしもご処分品のなかに、プレミアムつきの切手が含まれていれば、 相応の付加価値が加味された価格(場合によっては額面よりもはるかに高い金額)で落札される可能性が高くなります。
なお、これらの切手の使用済(実際に郵便に使用されたもの)については、使用された郵便局名・日付などが明瞭に判読できるものや、切手が貼られ実際に郵便で運ばれた郵便物の封筒は、未使用よりも高価に取引されることがしばしばあります。
詳しいご相談をご希望の場合には、東京郵便切手類取引所(TOPHEX)の「処分に関するコンサルティング・サービス」(有料)のご利用をお奨めいたします。
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